この道25年!最高品質の落花生を生む、千葉の北総台地
千葉県は、国内収穫量の75%を誇る、全国一の落花生の産地です。 「落花生の王様」といわれる「千葉半立種」は、昭和26年に新品種として生まれてから四十有余年、品質、味ともに高く評価されてきました。
なかでも千葉県北総台地八街に作付されたものは最高の品質とされ、その味覚、歯ごたえ、香ばしさは郡を抜いています。
生産者の渋谷健三さんは、昭和60年に八街ピーナツを創業以来25年にわたり、八街を中心とした北総台地の生産農家の畑から選りすぐった落花生を使い、さまざまな落花生製品を作り続けてきました。
落花生しるこ、落花生味噌、落花生ジャン…多彩な落花生製品
落花生の風味を逃さないため落花生を水洗いせず、エアーを噴射して洗う鬼がら焼き、また、ピーナッツバターなど落花生の定番商品もさることながら、落花生のおしるこ、落花生味噌、落花生ジャンなど、新しい発想の商品を常に生み出し続けています。 「新しい落花生商品を試作するのは大好きですね。これだ、と思うと、すぐに試作するんです。 落花生のおしるこはね、義理の母が入院した時に、何も食べられなくなってしまって、何かうまく食べてもらう方法はないか、と思って作ったものなんです。出来上がったら、うまいうまいって食べてくれた。だから今も、病院関係のお客様にも売れていますね」
落花生への情熱は無限大∞! 次から次へと新しい商品を作り続ける渋谷さんは、真夜中の午前2時に起きて、落花生の仕込みをすることもあるそうです。 そうやって情熱を注いで生まれた落花生製品にはファンも多く、贈答品で渋谷さんの落花生製品を贈られた方から、直接、電話で問合せを受けることも多いそうです。 「こんなに美味しい落花生は初めて、と言われて全国のいろいろな場所から連絡をもらう時は、本当に嬉しいですね。」 今日も、渋谷さんは、千葉八街で忙しく、美味しい落花生製品づくりに情熱を傾けています。 「落花生は、無限大∞のマークですから」 渋谷さんの毎日には、落花生にかける、無限大の夢が詰まっているのです。
|